USBメモリを抜きたいのに、タスクバーに「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」のアイコンが見当たらないと焦りますよね。仕事中なら、保存したファイルが壊れないかも心配です。

結論からお伝えすると、通知領域のアイコンが表示されなくても、エクスプローラーからUSBメモリを右クリックして「取り出し」を選べば安全に取り外せます。まずはこの方法を試しましょう。

結論:エクスプローラーの「取り出し」が最も早い方法です

安全な取り外しのアイコンが表示されないときは、エクスプローラーで「PC」→ USBメモリを右クリック →「取り出し」をクリックします。「このデバイスは安全に取り外すことができます」と表示されてから抜きましょう。
  1. キーボードでWindowsキー + Eを押して、エクスプローラーを開きます。
  2. 左側の一覧から「PC」をクリックします。
  3. 「デバイスとドライブ」に表示されるUSBメモリを探します。通常は「USB ドライブ(E:)」のように表示されます。
  4. 対象のUSBメモリを右クリックします。
  5. 「取り出し」をクリックします。
  6. 「このデバイスは安全に取り外すことができます」と表示されたら、USBメモリを抜きます。

USBメモリ内のフォルダーを開いている場合は、先に閉じてから操作してください。ファイルを開いたままだと、取り出しに失敗しやすくなります。

タスクバーの安全な取り外しアイコンから操作する手順

エクスプローラーではなく、いつものタスクバーのアイコンから取り外したい場合は、アイコンが隠れていないか確認しましょう。Windows 11では、通知領域にすべてのアイコンが常に表示されるとは限りません。

Windows 11で隠れたアイコンを確認する

  1. 画面右下のタスクバーで、時計やネットワークの近くにある「^」をクリックします。
  2. USBマークの「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコンを探します。
  3. アイコンをクリックします。
  4. 一覧から取り外したいUSBメモリの名前をクリックします。
  5. 安全に取り外せる旨のメッセージが出たら、USBメモリを抜きます。

今後もアイコンを見つけやすくしたい場合は、設定 → 個人用設定 → タスクバー → その他のシステム トレイ アイコンを開き、該当するアイコンをオンにしておくと便利です。

Windows 10で隠れたアイコンを確認する

  1. 画面右下にある「^」をクリックします。
  2. USBマークのアイコンをクリックします。
  3. 表示されたUSBメモリを選びます。
  4. 取り外し可能というメッセージを確認してから抜きます。

Windows 10では、設定 → 個人用設定 → タスクバー → 「タスクバーに表示するアイコンを選択してください」から、アイコンの表示を調整できます。

「安全な取り外し」が表示されない主な原因

アイコンが見つからないだけなら、エクスプローラーの「取り出し」で対応できることがほとんどです。ただし、USBメモリ自体がPCに認識されていない場合は、先に原因を切り分ける必要があります。

USBメモリがエクスプローラーに表示されない

「PC」を開いてもUSBメモリのドライブがないときは、接続や認識に問題がある可能性があります。次の順番で確認しましょう。

  • USBメモリを一度抜き、数秒待ってから挿し直します。
  • PCの別のUSBポートに挿します。デスクトップPCなら、本体前面ではなく背面のUSBポートも試してください。
  • USBハブを使っている場合は、ハブを経由せずPC本体へ直接接続します。
  • 別のUSBメモリやマウスを同じUSBポートに挿し、ポート側の不具合ではないか確認します。
  • 可能なら別のPCに接続し、USBメモリが認識されるか確認します。

別のPCでも表示されない場合は、USBメモリ本体の故障やデータ破損の可能性があります。何度も抜き差ししたり、初期化の案内をすぐ実行したりすると、必要なデータを失うことがあります。大切なデータが入っている場合は、初期化せずに状況を確認してください。

「取り出し」を押しても使用中と表示される

「このデバイスは現在使用中です」「デバイスを停止できません」といったメッセージが出るときは、WindowsやアプリがUSBメモリ内のファイルを使っています。

  1. USBメモリ内のファイル、フォルダー、写真のプレビュー画面をすべて閉じます。
  2. Word、Excel、PDF閲覧ソフト、画像編集ソフトなどを閉じます。
  3. エクスプローラーのウィンドウも閉じます。
  4. 数秒待ってから、もう一度「取り出し」を実行します。

それでも取り外せないときは、タスク マネージャーを開いて、USBメモリを使っていそうなアプリを終了します。キーボードでCtrl + Shift + Escを押すと、タスク マネージャーをすぐ開けます。アプリ名が分からない場合は、無理にプロセスを終了せず、作業内容を保存してPCをシャットダウンしてからUSBメモリを抜く方法が安全です。

コピー直後で、まだ書き込みが終わっていない

大きな動画や大量の写真をコピーした直後は、コピー画面が閉じていても、内部処理が続いていることがあります。USBメモリのアクセスランプが点滅している場合は、消灯または点滅停止を待ちましょう。

特に、ファイルをUSBメモリへドラッグ&ドロップした直後に抜くのは避けてください。ファイルが壊れたり、USBメモリ全体が読み込めなくなったりする原因になります。

どうしても取り出し表示が出ないときの安全な抜き方

エクスプローラーにもUSBメモリが表示されず、通知領域にも安全な取り外しがない場合は、USBメモリが正しく認識されていない可能性があります。この状態で重要なデータを扱っていたなら、まずPCを終了してから抜くのが無難です。

  1. USBメモリ上のファイルを開いていないことを確認します。
  2. 作業中のWord、Excel、ブラウザーなどを保存して閉じます。
  3. Windowsのスタートメニュー → 電源 → シャットダウンをクリックします。
  4. PCの電源が完全に切れたことを確認します。
  5. USBメモリを抜きます。

再起動ではなく、完全に電源が切れたことを確認してから抜くのがポイントです。ノートPCでスリープや休止状態になっただけでは、取り外しのタイミングとして適していません。

USBメモリの取り外しで覚えておくと便利な時短ワザ

エクスプローラーはWindowsキー + Eで即起動

USBメモリの取り出しだけでなく、ファイル探しやフォルダー整理にも使える基本ショートカットです。マウスでフォルダーをたどるより早いため、覚えておくと仕事中の小さな待ち時間を減らせます。

コピー中の進行状況は通知で確認する

Windowsでは、コピーが完了した通知が表示されることがあります。ただし、通知だけを頼りにせず、コピー先のUSBメモリでファイル名と容量を確認してから取り出すと安心です。

USBメモリは「作業場所」ではなく「受け渡し・保管場所」にする

USBメモリ内のExcelやWordファイルを直接編集すると、抜き忘れや保存ミスが起こりやすくなります。できるだけPC本体へコピーして編集し、完了後にUSBメモリへコピーし直す運用にすると、データトラブルを減らせます。

安全な取り外しのアイコンが表示されなくても、まずはエクスプローラーの「PC」からUSBメモリを右クリックして「取り出し」を選べば大丈夫です。慌てて抜かず、使用中のファイルを閉じてから操作しましょう。

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