Excelで「シートを再表示できない」ときは、まずシート見出しを右クリックして[再表示]を確認し、それでもダメならブック構成の保護や複数シートの一括非表示、シート見出し自体が非表示になっていないかを順番に見ていくのが最短です。仕事中は焦りますが、原因ごとに確認すればすぐ戻せることが多いですよ。
最初に結論:Excelでシートを再表示する基本手順
- Excelファイルを開きます。
- 画面下にあるシート名のタブ部分を右クリックします。
- [再表示]をクリックします。
- 一覧に表示されたシート名を選びます。
- [OK]をクリックします。
まずはこの手順で戻るか確認しましょう。通常の「非表示」であれば、この方法でほぼ解決します。
[再表示]がグレーアウトして押せないときの対処法
ここが一番つまずきやすいポイントですね。[再表示]が押せない場合は、主に次のどれかが原因です。
- 非表示のシートが1枚もない
- ブックの構成が保護されている
- シートが「VeryHidden」になっている
- そもそもシート見出しが表示されていない
1. 本当にシートが非表示か確認する
意外と多いのが、シートが消えたのではなく、見つけにくいだけのケースです。シート見出しの左右にある移動ボタンで、隠れていないか確認しましょう。
- 画面左下のシート移動ボタンを確認します。
- 左右の矢印をクリックして他のシートがないか見ます。
- シートタブの表示幅が狭い場合は、タブ領域を少し広げます。
2. ブックの構成保護を解除する
ブック構成が保護されていると、シートの再表示ができないことがあります。
- 上部メニューの[校閲]タブをクリックします。
- [ブックの保護の解除]または保護関連の項目を探します。
- 解除できる場合はクリックします。
- パスワードが求められたら、設定した人に確認して入力します。
もし解除ボタンが見当たらない場合は、Excelのバージョンによって表示場所が少し違うことがありますが、基本は[校閲]タブ内を探せば大丈夫です。
3. シート見出しが非表示になっていないか確認する
シートそのものはあるのに、下のタブが消えているだけということもあります。この場合は再表示以前に、シート見出しを表示させる必要があります。
- [ファイル]をクリックします。
- [オプション]をクリックします。
- [詳細設定]を開きます。
- 「このブックの表示設定」まで下へスクロールします。
- [シート見出しを表示する]にチェックを入れます。
- [OK]をクリックします。
これで下のシートタブが戻れば、そこから通常の[再表示]が使えます。
複数のシートがまとめて非表示のときの戻し方
Excelの通常機能では、[再表示]から1枚ずつしか戻せないことがあります。非表示シートが複数ある場合は、同じ操作を繰り返しましょう。
- シート見出しを右クリックします。
- [再表示]をクリックします。
- 表示されたシートを1つ選んで[OK]をクリックします。
- 再度シート見出しを右クリックします。
- 残りのシートも同じように再表示します。
地味ですが、通常の非表示ならこれが確実です。大量にある場合は、ファイルの作成者が意図的に隠していることもあるので、必要なシートだけ戻すのが安心ですよ。
どうしても再表示できないときはVeryHiddenの可能性あり
通常の[非表示]ではなく、VBAなどで「VeryHidden」に設定されていると、右クリックの[再表示]一覧に出てきません。この場合は少し確認方法が変わります。
開発タブから確認する方法
- Excel上部の[開発]タブをクリックします。
- [Visual Basic]をクリックします。
- 左側のプロジェクトエクスプローラーで対象ブックを探します。
- 非表示かもしれないシートをクリックします。
- プロパティウィンドウの[Visible]を確認します。
- 「2 - xlSheetVeryHidden」なら「-1 - xlSheetVisible」に変更します。
ただし、会社の共有ファイルでは設定変更に注意が必要です。自分が管理していないファイルなら、作成者や管理者に確認してから操作しましょう。
再表示メニュー自体が見つからない場合の操作手順
右クリック場所が少しずれていると、目的のメニューが出ないことがあります。セルの上ではなく、画面下のシート名タブの部分を右クリックするのがポイントです。
- Excelの表のセル上ではなく、下部のシート名を探します。
- 「Sheet1」「売上表」などのタブ部分を右クリックします。
- メニュー内の[再表示]を選びます。
もしシート名が1つも見えないなら、先ほどの「シート見出しを表示する」を確認してください。
上手くいかない場合のチェックポイント
ここまで試しても解決しない場合は、次の点を順番に確認してみましょう。
- ファイルが保護ビューになっていないか
- 共有ブックや権限制限で編集できない状態ではないか
- ブック構成の保護がかかっていないか
- VeryHiddenになっていないか
- シート見出しを表示する設定がオフになっていないか
- 単にタブが見切れているだけではないか
- 別のブックを操作していないか
保護ビューの確認
メール添付やダウンロードしたExcelでは、上部に警告バーが出て編集が制限されることがあります。表示されている場合は、内容が安全と確認できるファイルだけ[編集を有効にする]を押しましょう。
権限不足の確認
社内の共有ファイルでは、閲覧専用や保護設定で変更できないことがあります。その場合は無理に触らず、管理者に確認するのが早いです。
仕事で困らないための豆知識と時短ワザ
最後に、シートまわりで便利な時短ワザも押さえておきましょう。
シートをすばやく移動するコツ
- 画面左下のシート移動ボタンを使う
- シートタブを右クリックして一覧から移動する
- シート名をダブルクリックして名前を分かりやすく変更する
隠す前に名前を整える
「Sheet1」「Sheet2」のままだと、再表示するときに迷いやすいです。月別、部署別、集計用など、用途が分かる名前にしておくと探しやすくなりますよ。
よく使う覚え方
シートが消えたら、まずは右クリック→再表示、ダメなら保護解除、それでもダメならシート見出し設定と覚えておくと、次からかなり早く対処できます。
Excelでシートを再表示できないと焦りますが、原因はだいたい決まっています。まずは通常の[再表示]を試して、押せない場合は保護や設定を確認していけば大丈夫です。ひとつずつ進めれば、ほとんどのケースで元に戻せますよ。
