Wordで赤い波線が大量に出ると、文章の確認どころではなくなりますよね。仕事中はとにかく早く消したいはずです。先に結論をお伝えすると、Wordの赤い波線は「校閲」ではなく「ファイル」→「オプション」→「文章校正」から一括で非表示にできます。文書ごとに消す方法と、今後作る文書でも出さない方法は少し違うので、ここでまとめて整理しておきましょう。
Wordの赤い波線を一括で消す最短手順
まずは一番よく使う方法です。赤い波線は、Wordのスペルチェック機能によって表示されています。これをオフにすると、文書内の赤い波線をまとめて消せます。
- Wordを開く
- 画面左上の「ファイル」をクリックする
- 左下の「オプション」をクリックする
- 「文章校正」をクリックする
- 「Wordのスペルチェックと文章校正」の項目を探す
- 「入力中にスペルチェックを行う」のチェックを外す
- 「OK」をクリックする
これで、表示中の赤い波線が一括で消えるはずです。日本語の文書なのに固有名詞や会社名、略語に波線が付きすぎる場合にも有効ですよ。
特定の文書だけ赤い波線を消したいときの手順
「自分のPC全体の設定は変えたくない」「このファイルだけ非表示にしたい」ということもありますよね。その場合は、文書単位で設定しましょう。
- 赤い波線を消したいWord文書を開く
- 「Ctrl+A」で本文全体を選択する
- 画面上部の「校閲」タブをクリックする
- 「言語」または「校正言語の設定」をクリックする
- 表示された画面で「スペル チェックを行わない」にチェックを入れる
- 「OK」をクリックする
この方法なら、その文書に対してだけ赤い波線を出さないようにできます。社内用の資料や、専門用語が多いマニュアル作成ではこちらのほうが使いやすいことも多いです。
赤い波線だけでなく青い波線や緑の波線も消したい場合
Wordでは、赤い波線以外に青い波線や文法チェックの線が表示されることもあります。見た目をすっきりさせたいなら、文章校正の項目をまとめて見直しておくと時短になります。
- 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」を開く
- 「入力中にスペルチェックを行う」のチェックを外す
- 「入力中に文法エラーをマークする」のチェックも外す
- 「OK」をクリックする
赤い波線は主にスペル、青い波線は文法や表現の見直し候補として出ることがあります。全部オフにすると見やすくなりますが、校正機能も止まるので、提出前の最終チェック時には必要に応じて戻しましょう。
赤い波線を消したあとに元へ戻す方法
あとで「やっぱりスペルチェックを使いたい」となったときも、戻し方は簡単です。
- 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」を開く
- 「入力中にスペルチェックを行う」に再度チェックを入れる
- 必要なら「入力中に文法エラーをマークする」にもチェックを入れる
- 「OK」をクリックする
文書単位で「スペル チェックを行わない」を設定した場合は、同じ場所を開いてそのチェックを外せば元に戻せます。
うまく消えない場合のチェックポイント
設定を変えたのに赤い波線が消えないときは、別の原因があることもあります。よくあるつまずきポイントを順番に確認してみてください。
1. 変更したのが別の設定項目になっている
「校閲」タブだけ見ていて、実際にはスペルチェック全体の設定がオフになっていないケースがあります。全体で一括非表示にしたいなら、基本は「ファイル」→「オプション」→「文章校正」です。
2. 文書単位の設定が残っている
以前そのファイルで個別設定をした場合、全体設定と文書設定が混在して思った表示にならないことがあります。文書全体を「Ctrl+A」で選んで、校正言語の設定も見直してみましょう。
3. 入力言語や校正言語が合っていない
日本語の文章なのに英語の校正設定になっていると、普通の単語まで赤い波線が付きやすくなります。次の手順で確認できます。
- 「Ctrl+A」で全文選択する
- 「校閲」タブを開く
- 「言語」→「校正言語の設定」をクリックする
- 「日本語」が選ばれているか確認する
英語や別言語になっていたら、日本語に直すだけで波線が減ることもあります。
4. 固有名詞や専門用語が辞書未登録になっている
会社名、製品名、人名、略語などは、スペルミスではなくても赤い波線が出ることがあります。この場合は非表示にするより、単語を辞書登録したほうが便利なこともあります。赤い波線の単語を右クリックして、辞書に追加できるか確認してみてください。
5. 表やテキストボックスだけ消えない
本文ではなく、表の中やテキストボックス内だけ設定が残っている場合もあります。気になる場所を個別に選択して、同じように言語設定やスペルチェック設定を確認すると解決しやすいです。
仕事で使いやすいおすすめの使い分け
赤い波線をどう扱うかは、作業内容によって変えるのがおすすめです。
- 社内メモや議事録作成中:赤い波線をオフにして見た目をすっきりさせる
- 顧客提出前の文書:最後だけスペルチェックをオンにして見直す
- 専門用語が多い文書:辞書登録や文書単位の非表示を使う
ずっとオン、ずっとオフではなく、作業段階で切り替えると効率が上がりますよ。
関連する時短ワザ
最後に、Word作業が少しラクになる関連ワザも紹介します。
- Ctrl+A:文書全体を一発選択できます。設定変更前に便利です。
- Ctrl+Z:操作をすぐ取り消せます。設定変更後に戻したいときに安心です。
- F7:スペルチェックを手動で実行できます。常時オフにして、最後だけ確認したいときに便利です。
- 右クリック→辞書に追加:何度も出る固有名詞の赤線対策に向いています。
Wordの赤い波線は、エラーというより校正サポート機能です。ただ、仕事中は邪魔に感じることも多いですよね。そんなときは、まず「ファイル」→「オプション」→「文章校正」から一括で消し、必要な文書だけ個別に調整していくのが一番スムーズです。落ち着いて設定すればすぐ解決できますので、ぜひ今のファイルで試してみてください。
