PDFをメール添付で送る前や、社内資料を共有するときに「パスワードをかけたい」と思う場面、ありますよね。そんなときは、使っているソフトやPCに合わせて操作すればすぐ設定できます。この記事では、Windowsでのかけ方、Macでのかけ方、OfficeファイルからPDF保存するときの手順を、仕事中でも迷わないように最短でまとめました。
PDFにパスワードをかける最短手順
まず結論として、PDFへのパスワード設定は使う環境によってできることが違います。特にWindowsでは、標準の閲覧アプリだけで簡単に暗号化保存できないことが多いです。そのため、元ファイルがWordやExcelなら、先にファイル保護を確認してからPDFにする方法が実務ではスムーズですよ。
WindowsでPDFにパスワードをかける方法
Windowsでは、標準機能だけで既存PDFにそのままパスワードを付けるのは難しいことがあります。いちばん現実的なのは、WordやExcelなど元ファイルからPDFを作り直す方法です。
WordからPDFを作るときの手順
- Wordファイルを開きます。
- 画面左上の「ファイル」をクリックします。
- 「名前を付けて保存」をクリックします。
- 保存先を選びます。
- ファイルの種類で「PDF」を選びます。
- 必要に応じて「オプション」を確認します。
- 「保存」をクリックします。
ただし、Wordのバージョンや環境によっては、PDF自体に開封パスワードを直接付けられない場合があります。そのときは、まず元のWordファイル自体にパスワードを設定して、共有方法を見直すのが安全です。
Wordファイル自体にパスワードをかける手順
- Wordを開いた状態で「ファイル」をクリックします。
- 「情報」をクリックします。
- 「文書の保護」をクリックします。
- 「パスワードを使用して暗号化」を選びます。
- 任意のパスワードを入力します。
- 確認のため、もう一度同じパスワードを入力します。
- 保存します。
「どうしてもPDFで送りたい」という場合は、社内で使っているPDF作成ソフトや印刷ドライバーに暗号化機能があるかを確認してみましょう。会社PCでは、その機能がすでに入っていることもあります。
ExcelからPDFを作るときの手順
- Excelファイルを開きます。
- 「ファイル」をクリックします。
- 「名前を付けて保存」をクリックします。
- 保存先を選択します。
- ファイルの種類を「PDF」にします。
- 「保存」をクリックします。
ExcelもWordと同様で、環境によってはPDFへの直接パスワード設定ができません。見積書や請求書など機密性が高いデータなら、送付前にPDF化の方法だけでなく、送信先や共有手段も一緒に見直すのがおすすめです。
MacでPDFにパスワードをかける方法
Macを使っているなら、標準アプリのプレビューで比較的スムーズに設定できます。すでにあるPDFにパスワードをかけたいときも使いやすいですよ。
- パスワードをかけたいPDFをプレビューで開きます。
- 画面上部の「ファイル」をクリックします。
- 「書き出す」または「PDFとして書き出す」を選びます。
- 保存画面で「暗号化」にチェックを入れます。
- 設定したいパスワードを入力します。
- 確認用にもう一度パスワードを入力します。
- 「保存」をクリックします。
これで、開くときにパスワード入力が必要なPDFを作成できます。操作がシンプルなので、Macユーザーならこの方法がいちばん早いですね。
既存のPDFにパスワードをかけたいときの考え方
ここで迷いやすいのが、「元ファイルからPDFを作る場合」と「すでにPDFになっているファイルに後からかける場合」の違いです。
- 元ファイルがWordやExcelなら、作成元から見直す
- Macなら既存PDFをプレビューで開いて暗号化保存する
- Windowsでは既存PDFへの後付けは標準機能だけだと難しいことがある
- 社内PCでは導入済みのPDFソフトがないか確認する
「PDFにした後で保護したい」と思っても、PC環境によっては操作メニューが出てこないことがあります。そんなときは故障ではなく、単純にそのアプリに機能がないケースが多いです。
パスワード設定時の注意点
PDFにパスワードをかけるときは、ただ設定するだけでなく、相手が開ける状態かも大事です。
- パスワードは短すぎない文字列にする
- 生年月日や会社名だけなど推測しやすいものは避ける
- ファイル送信とパスワード通知は分ける
- 相手がスマホで開くかPCで開くかも確認する
- 再編集が必要な資料は元ファイルも保管する
特に仕事では、ファイルだけ送ってパスワード連絡を忘れる、というミスが起きやすいです。送信前にチェックしておくと安心ですよ。
うまくいかない場合のチェックポイント
「暗号化」や「パスワード設定」の項目が出ない
使っているアプリに、その機能がない可能性があります。Windowsの標準PDFビューアーでは、閲覧はできても暗号化保存までは対応していないことがあります。
- 開いているのがPDF閲覧アプリか確認する
- 作成元のWordやExcelからやり直せるか確認する
- Macならプレビューで開いているか確認する
- 会社PCなら別のPDF作成ソフトが入っていないか確認する
設定したはずなのに、パスワードなしで開ける
上書き保存ではなく、別名保存で新しいPDFが作られているか確認しましょう。元のPDFを開いているだけで、新しい暗号化版ではないケースがあります。
- 保存したファイル名を確認する
- 保存場所が想定どおりか確認する
- 古いPDFを開いていないか確認する
- 一度閉じてから再度開いてテストする
相手がパスワードを入れても開けない
入力ミスの可能性が高いです。大文字と小文字、記号、全角半角の違いを見直しましょう。
- パスワードの先頭や末尾に空白が入っていないか確認する
- 全角英数字になっていないか確認する
- Caps Lockがオンになっていないか確認する
- 送ったパスワード自体が正しいか再確認する
仕事を早くする豆知識
最後に、PDF作業で地味に役立つ時短ワザも紹介します。
PDF確認で使いやすいショートカット
- Ctrl + P:印刷画面を開く
- Ctrl + S:保存する
- Ctrl + F:文書内を検索する
- Ctrl + プラス:拡大する
- Ctrl + マイナス:縮小する
送付前の最終チェックでは、Ctrl + Fで個人情報や社外秘表記を検索して確認するとミスを減らせます。請求書や契約書を扱うときにも便利ですよ。
PDF送付前のチェックリスト
- 最新版のファイルか確認する
- 不要なコメントや履歴が残っていないか見る
- パスワード設定済みかテストする
- 送付先メールアドレスを見直す
- パスワードの共有方法を決める
PDFのパスワード設定は、難しそうに見えても手順が分かれば迷いません。特にMacは標準機能で対応しやすく、Windowsは元ファイルからの見直しが近道です。まずは今使っているPCでどの方法が使えるか確認して、送付前に一度テストしてみましょう。
