こんにちは、PC時短ナビゲーターです。Excelの予定表や勤務表で土日だけ色を付けたいときは、条件付き書式を使えば自動化できます。毎回手で塗りつぶす必要がないので、月が変わってもミスしにくくなりますよ。この記事では、まず最短で設定できる方法をお伝えして、そのあとにカレンダー形式・表形式の両方で使える手順、うまくいかないときの確認ポイントまでまとめて解説します。
まず結論:土日を色付けする条件付き書式はこの数式で設定します
この数式の意味はシンプルです。WEEKDAY(セル,2)は、月曜を1、火曜を2…土曜を6、日曜を7として返します。つまり、6以上なら土日と判定できます。
もし土曜と日曜で色を分けたいなら、次の2つを別ルールで設定しましょう。
- 土曜だけ:=WEEKDAY(A1,2)=6
- 日曜だけ:=WEEKDAY(A1,2)=7
一番かんたんな設定手順
まずは、表の中に日付がそのまま入っているケースでの基本手順です。Excelのバージョンが違っても、流れはほぼ同じです。
- 土日を色付けしたい範囲を選択します
- 上のメニューでホームをクリックします
- 条件付き書式をクリックします
- 新しいルールをクリックします
- 数式を使用して、書式設定するセルを決定を選びます
- 数式欄に=WEEKDAY(A1,2)>=6と入力します
- 書式をクリックします
- 塗りつぶしで好きな色を選びます
- OKを押して確定します
ここで大事なのは、A1を選択範囲の左上セルに合わせることです。たとえば、選択範囲の先頭がD5なら、数式も=WEEKDAY(D5,2)>=6にします。
カレンダー表で土日列をまとめて色付けする手順
月間カレンダーのように、1行目に日付、下の行に予定が並ぶ表では、見出しの日付を基準に列ごと色付けすると見やすいですね。たとえば、B2:H10のような範囲で、2行目に日付が入っているなら次のように設定します。
- 色を付けたいカレンダー全体の範囲を選択します
- ホーム→条件付き書式→新しいルールを開きます
- 数式を使用して、書式設定するセルを決定を選びます
- 数式欄に=WEEKDAY(B$2,2)>=6と入力します
- 書式から塗りつぶし色を設定します
- OKで確定します
B$2のように行番号の前に$を付けるのがポイントです。これで、各列は2行目の日付を見て判定し、列全体を土日色にできます。
土曜だけ青、日曜だけ赤のように分けたい場合は、ルールを2つ作成しましょう。
- 土曜列:=WEEKDAY(B$2,2)=6
- 日曜列:=WEEKDAY(B$2,2)=7
縦に日付が並ぶ表で土日行を色付けする手順
日報や作業記録のように、A列に日付、B列以降に内容が入る表なら、日付を基準に行全体へ色を付けるのが便利です。
- たとえばA2:E100のように、行ごと色付けしたい範囲を選択します
- ホーム→条件付き書式→新しいルールをクリックします
- 数式を使用して、書式設定するセルを決定を選択します
- 数式欄に=WEEKDAY($A2,2)>=6と入力します
- 書式から塗りつぶし色を選びます
- OKを押します
この場合は、$A2のように列Aを固定するのがコツです。横に広がる表でも、必ずA列の日付で判定してくれます。
土曜と日曜で色を分ける方法
勤務表や学校行事の表では、土曜と日曜を別の色にしたいことがありますよね。その場合はルールを2つに分けるだけでOKです。
- 色付けしたい範囲を選びます
- 条件付き書式→新しいルールを開きます
- 1つ目のルールに=WEEKDAY(A1,2)=6を入力して土曜の色を設定します
- 2つ目のルールに=WEEKDAY(A1,2)=7を入力して日曜の色を設定します
- ルールの管理で適用範囲を確認します
カレンダー列ならA1の部分をB$2、縦表なら$A2のように置き換えてください。
祝日も一緒に色付けしたいときの考え方
土日だけでなく祝日も色付けしたい場合は、祝日一覧を別の場所に作っておくと便利です。たとえば、シートのJ2:J20に祝日の日付を入れておき、土日または祝日に色が付くように設定できます。
たとえば日付セルがA2なら、次のような数式が使えます。
- =OR(WEEKDAY(A2,2)>=6,COUNTIF($J$2:$J$20,A2)>0)
これで、土日または祝日に一致したセルへ同じ書式を適用できます。会社の営業日カレンダーを作るときにかなり便利ですよ。
うまくいかないときのチェックポイント
条件付き書式は便利ですが、少しのズレで思った通りに色が付かないことがあります。ここは仕事中につまずきやすいので、よくある原因をまとめておきます。
1. セルが本当の日付になっていない
見た目は日付でも、実際には文字列になっているとWEEKDAYで正しく判定できません。セルを選んで数式バーを確認し、左寄せの文字列になっていないか見てみましょう。
- 「2025/7/6」のように入力しても文字として扱われている
- 先頭にアポストロフィが入っている
- 年・月・日が別々で結合されている
この場合は、日付として再入力するか、セルの表示形式を日付に整えましょう。
2. 数式の基準セルがずれている
一番多いミスです。選択範囲の左上セルに合わせて数式を書かないと、別のセルを見て判定してしまいます。
- 選択範囲の左上がD5なのにA1のまま設定している
- 行を固定したいのに$が付いていない
- 列を固定したいのに$が付いていない
迷ったら、まず選択範囲の左上セルはどこかを確認してください。
3. 適用先の範囲が違う
ルール自体は合っていても、適用先が狭いと一部しか色が付きません。条件付き書式→ルールの管理で、適用先の範囲を見直しましょう。
4. 既存の条件付き書式とぶつかっている
すでに別のルールが入っている表では、後から設定した色が見えないことがあります。ルールの優先順位を確認し、不要なルールは整理するとスッキリします。
5. 手動の塗りつぶしと見分けがつかない
セルに直接付けた色と、条件付き書式の色が混ざると分かりにくいです。意図しない表示のときは、いったん手動の塗りつぶしを解除して確認すると原因を切り分けやすいですよ。
条件付き書式を修正・削除する方法
設定したあとで色や範囲を変えたいときは、作り直さなくても大丈夫です。
- 対象のセル範囲を選択します
- ホーム→条件付き書式→ルールの管理をクリックします
- 修正したいルールを選びます
- ルールの編集で数式や色を変更します
- 不要ならルールの削除を選びます
月ごとに表を使い回すなら、この画面を覚えておくとかなり時短になります。
最後に:一緒に覚えておくと便利な時短ワザ
土日色付けと相性がいい、Excelのちょいワザも紹介しておきます。
- Ctrl + 1:セルの書式設定を開く
- Ctrl + C / Ctrl + V:条件付き書式ごとコピーしやすい
- 形式を選択して貼り付け:書式だけ別範囲に反映できる
- テーブル化:範囲追加時の見やすさが上がる
特に、同じレイアウトの表を毎月作るなら、条件付き書式を設定したひな形を1つ作っておくのがおすすめです。あとは日付を入れ替えるだけで土日が自動で色分けされるので、手作業の塗り忘れを防げます。
Excelで土日を色付けするなら、基本は=WEEKDAY(基準セル,2)>=6です。あとは、表の形に合わせてB$2や$A2のように参照を調整すればOKです。最初に1回しっかり設定しておけば、今後の表作成がかなりラクになりますよ。
